地元町民が定期購入する米農家

源一さんの「有機肥料のはさがけ米」

羽後町の自然をこよなく愛する82歳。

高橋源一さん
「有機肥料のはさがけ米」 生産農家、田んぼ紹介

文責:古庭屋商店・小林茂和 写真:古庭屋商店・小林茂和 最終更新日:2019.10.21

地元町民が定期購入する米農家
高橋源一さん(82歳)

高橋源一さんはこの羽後町田代地区で代々続く米農家です。終戦後、GHQの農地改革によって小作農からこの地で自作農となり、今のこの田んぼでのお米作りはもう70年にもなります。ベゴ(牛)20頭を自宅横の牛舎で飼い、そのベゴの堆肥を米作りに利用することで有機以外の肥料を極力抑えています。10歳の頃からお米作りを手伝い始め、その経験と知識の蓄積は70年分以上。米どころである地元羽後町民や、車で一時間ほど離れた総合病院も病院食のために定期購入するほどの評判。
源一さんのはさがけ米は旨いと人気です。

稲穂の状態を確認する高橋源一さん

稲穂の状態を確認する高橋源一さん

肥料は自宅の牛の堆肥がほぼ100%
源一さんの田んぼ

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高橋源一さんの田んぼは、お米にとってとても恵まれた場所にあります。秋田県羽後町田代地区は出羽丘陵の中山間地域。標高約300mの山あいにありながら盆地状に開けた場所の中央に位置する源一さんの田んぼは日当たりタップリ・寒暖差しっかり。毎年の2,3mもの積雪が周囲を囲む山々に染み入り、そこで涵養されて滲み出た水が田んぼに届けられます。

そして源一さんの田んぼの一番の特徴は、田んぼ全体をぐるりと囲むように設置された天日乾燥のための稲架(はさ)。9月中旬にもなれば稲をかけるための横木が渡され稲刈りを待ちます。この光景が源一さんのお米が他と違うことを如実に表しています。

源一さんの田んぼ

稲架が取り囲む、源一さんの田んぼ

米作り一問一答
源一さん編

古庭屋(以下「古」) : お米の専業農家ですか?
源一さん(以下「源」) : 農業はお米だけだけど、あとはベゴも飼ってる。今は仔牛も合わせると22頭いるよ。自宅用には家庭菜園と、鶏が20羽。これもご近所さんに卵をあげる程度ね。

: 鶏も飼っているんですね!
: 産みたての鶏卵は生で食べても焼いて食べてもとっても旨いよ。炊きたてのはさがけ米に産みたて卵で卵かけご飯は最高。

軽トラの中で質問に答える源一さん

軽トラの中で質問攻め!

: お米に野菜に牛に鶏。素敵ですね。
: 自然に囲まれて楽しいよ。春は川でウグイ釣りに山菜採り。田おこし・田植えが終わると野菜作り。秋は稲刈り、はさがけ、キノコ採り。恵まれてるよね。

源一さんの田んぼの前にて

はさがけの田んぼと軽トラと源一さん

: 源一さんがはさがけ米を続ける理由を教えてください。
: 「旨いから」に尽きる。ベゴもいるからワラが出るはさがけはありがたい。だけど、未だにはさがけ米を続けるのは単純に美味しいから。わざわざ指名買いしてくれる人がいるんだから、裏切れないよね。

: 源一さんのはさがけ米が美味しい理由をおしえてください。
: コンバインで刈り取って機械で1日で乾燥させると過乾燥になる。水分量15%まで一晩で乾燥させるからな。そうすると炊いた時に香りが飛んでしまう。うちのお米は、稲架に掛けてゆっくり天日で16%まで乾燥させるからお米が生きとる。だから炊いた時の香りが違うんだ。
それに玄米のまま低温の保冷庫で保管して注文を受けてから精米するから鮮度が違うよ。

源一さん「有機肥料のはさがけ米」
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令和元年(2019年)産のはさがけ米は、現在、稲架に掛けて天日乾燥中です。
10月中頃の販売を予定しております。
楽しみにお待ちください。